毎年、新規ショップが東京界隈にオープンしていますが、
そのなかでも個人的に、ひときわ光を放っていると思っているのがNOZY COFFEE。
フレンチプレスセミナー、ラテアートセミナー、Twistセミナー等々、
シングルオリジンコーヒーの魅力を伝えるセミナーを多く開催されてきましたが、
3月、ついにカッピングセミナーも始められました。
曰く、
“SCAJのカッピングセミナーはなかなか取れないし、
有名なコーヒー店のセミナーは敷居が高すぎる様に感じる、
という声をいただいて、もう少しカジュアル・リーズナブルに
NOZY COFFEEでカッピングセミナーが開けないか、と考えた”
とのこと。
私は支持したいと思います。
今回のセミナーは90分で、カッピングシートの使い方の説明と、
4サンプルのカッピングセッションを1回、という内容。
ゆくゆくは午前・午後までまたがる、カッピングシートの説明を省いてカッピングだけのセミナーができるようにしたい、
とは講師・菊池さんの言葉。菊池さんのカッピングレベルはなかなかのものなので、セミナーのレベルとしても決して低くはありません。
今回のセミナーサンプルは以下の4種類。
A:コロンビア2010COE #18パロ・セコ
B:ブラジルサントスNo.2
C:ブラジル ライーニャ
D:2010ベストオブパナマ、ゲイシャ種
今回の反省はサンプルD。
温かいときは『ゲイシャだー!』『しかも美味いー!!』と感じてしまう、
特徴的かつ素晴らしいポテンシャルを感じるコーヒーでしたが、
冷めてくるとその魅力は消えてしまう、というところをスコアに反映できませんでした。
やはり自分だけで行うカッピングだけでは技術・能力の向上に限界があります。
ある程度定期的にプロの方や、自分以外の一般の方とともにカッピングする機会を
もつことで、より自分の感覚、基準を修正していくことができます。
90分、1セッションという短い時間でしたが、とてもとても充実していたと思います。
ありがとうございました!!
4月もカッピングセミナーを開催されるとのこと!
NOZY COFFEEのブログを要チェックです。
■NOZY COFFEE