6月24日、SCAJ主催の、
スペシャルティコーヒー実践講座・カッピングセミナーに出席してきました。
実は昨年もこのセミナーに出席していました。
その時の記事:SCAJ実践カッピングセミナーに参加してきました
今回も昨年と同じように、ニカラグアのある農園にご協力をいただき、
生産処理の過程ではじかれたコーヒーが、どういった特徴があり、
最終成果物であるコーヒーにどういう影響があるか、
ということを知ることができる、素晴らしい内容でした。
コーヒーの品質は、生豆の見た目では全く判別がつきません。
カッピングして、その品質をつかむこと、
それがスペシャルティコーヒー産業に携わるときに、とても重要になります。
今回は、
1.生産処理の過程ではじかれたサンプルのカッピングと、
2.同じチェリーで、生産処理を変えたコーヒーのカッピング
が行われました。
興味深かったのは後者のカッピングで、
・ナチュラル
・ウォッシュト
・パルプトナチュラル
・フリィウォッシュト
といった、生産処理で味がどう変わるのか、という所でした。
酸・甘さ・マウスフィールといった特徴が如実に現れていたと思います。
この農園のコーヒーは素晴らしいですね!!
テロワール×バライエタル(品種)×生産処理、
コーヒーの品質を決めるのはこの掛け算であろうと個人的には考えているのですが、
生産者との信頼関係に基づいたコミュニケーションによって、
少しずつその秘密が明らかになっていく過程には心が踊ります。
素晴らしい機会に、あらためて感謝申し上げます。
ありがとうございました!