2011年5月12日、東京で行われた、SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)主催の、『スペシャルティコーヒー実践講座 第一回 導入編』に参加してきました。
■日本スペシャルティコーヒー協会
◆スペシャルティコーヒー実践講座
「スペシャルティコーヒーとは何か?」ということを、
全3回の講座を通して学んでいくセミナーです。
「COFFEE 多様性の祝祭」をテキストに用いて、
その内容と、毎年更新されていくスペシャルティコーヒーの知識を
補足しながら、進められます。
◆第一回のテーマ
・生物多様性とは
・自然
・コーヒーの生産環境
・地域社会問題とコーヒーの風味
◆簡単に感想など
私は実践講座を一昨年受講していましたが、
今年はあらためて受講することにしました。
理由は、
・スペシャルティコーヒーの情報は数カ月ごとに進歩する
・自分の認識で合っているかの確認をしたい
ということからです。
実際、スペシャルティコーヒーの最前線にいらっしゃる方が講師なので、
最新の情報で更新された講座はとても勉強になりました。
あらためて感じたことは、
・日本語の情報だけ追いかけていたら確実に情報に乗り遅れる!
ということ。
私は日々、RSSリーダーを使って、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、中米、といった英語圏を中心に、情報を収集しています。そこで議論されたり、報告されたりしている情報は-私の見ている範囲では-日本語圏には存在していません。
最近で言うとヒューストンで開催されたSCAAカンファレンスについての詳しい情報は、ほぼどこにもないといって差し支えないでしょう。英語圏では、ブログで報告しているところが幾つかありました。そして今回のセミナーでも、SCAAで議論されたことについての言及がありました。
私も近々このブログで紹介していこうと思いますが、そうやって草の根的に活動していくことで、少しでも「スペシャルティコーヒーって何だろう」という疑問を解決していけたら、と思います。
第二回の講座は7月予定、生産処理についてです。
楽しみですねー。