今年もたくさん、美味しいコーヒーと出会いました。
年末なのでがっつりひとまとめ!
記憶に残っている素晴らしいコーヒーを列挙していきます。
アフリカ
・ケニア/カリンガ
・ケニア/カグンユ
・ケニア/ムガヤ
・ケニア/マムート
・エチオピア/イルガチェフェ・コチェレ
・エチオピア/チェンべ
・ルワンダ/マラバ
南米
・ブラジル/ファゼンダ・ボンフィム(COE)
・ブラジル/シティオ・ビスタ・アレグレ(COE)
・ブラジル/サマンバイア
・ブラジル/セハード
中米
・グァテマラ/エル・インヘルト(COE)
・グァテマラ/ラ・ベイヤ
・グァテマラ/ラ・ベンディシオン
・グァテマラ/エスペランサ
・ホンジュラス/サンティアゴ・プリングラ(COE)
・ホンジュラス/エル・コムン
・ニカラグア/オホ・デ・アグア(COE)
・ニカラグア/ブエノスアイレス・マラゴジッペ
・ニカラグア/ブエノスアイレス・カトゥーラ
・エルサルバドル/ラ・パルマ
・エルサルバドル/ラ・ラグナ(COE)
・エルサルバドル/ラスブルマス(COE)
・コスタリカ/ブルマス
・コスタリカ/サモラ(COE)
・コスタリカ/エルバス・ゲイシャ
・コスタリカ/エルバス・ビジャサルチ
・コスタリカ/プラナダ
・コスタリカ/シンリミテス
・コスタリカ/アギレラブラザーズ
・コスタリカ/ドン・マーヨ
・コスタリカ/ラ・リア・ドラゴン
・コスタリカ/ラ・リア1700
・コスタリカ/ラ・リア1900
・コスタリカ/ロスアンヘレス
・コスタリカ/モンテコペイ
・コスタリカ/ハイロ
・コスタリカ/ラ・ピラ・ゲイシャ
・パナマ/エリダ・ウォッシュト
やっぱりケニアは特別
Coffee Drying / adamp1988
2012年もケニアは素晴らしかったです。
マウント・ケニア周辺のキリニャガ、ニエリ、エンブー、ティカ、といった地域、
このあたりにあるステーションのコーヒーのトップロットは本当にすごいです。
ルワンダはくる所まできた
Coffee farm / colleen_taugher
今年口にしたルワンダのコーヒーは素晴らしいコーヒーでした。
いい意味でエチオピアを彷彿とさせるフローラル感とシトラス感のあるコーヒーです。
「標高が2,000m近い東アフリカでブルボン種のコーヒーを作ったら、こうなるわなぁ」
と思わされる、良いコーヒーを作る国になったなぁ、と感じました。
しかし、若干ボディに欠ける印象があり、個人的には
プロセスを見直すことで、もうひと化けするんじゃないか、と感じています。
エチオピアコーヒーの新しい可能性
Kawa Kabele forest gardens / treesftf
エチオピアのコーヒーを使って、「ナインティプラス」という会社が面白いことをやっています。
「ネキセ」や「チェンべ」「ハチラ」等々名前を先に作り、その名前にふさわしい味を
生豆をブレンドしてロットを作っているのです。なかなか興味深いプロジェクトで、
ユニークなコーヒーを作っています。“シングルオリジン”とはまったく違う発想ですが、
とても面白く、コーヒーの新しい可能性を感じます。
ブラジル・ナチュラルの魅力
secagem de Cafe Mococa Sao |Paulo Brazil / mauroguanandi
サマンバイア農園のナチュラルプロセスのコーヒーは本当に素晴らしかったです。
そしてレイトハーベストCOE。史上初めてのナチュラルプロセスのコーヒーのための
カップ・オブ・エクセレンスのコーヒーは、本当に素晴らしいナチュラルでした。
ブラジルコーヒーの底力を見せられた感じがあります。
エルサルバドルのコーヒーを再発見
LPTG_23 Blue / falequin
エルサルバドルのコーヒーには、特別良い印象も悪い印象もなかったのですが、
今年のCOEロットや、ブルボン種のロットは素晴らしいフレーバーと、
シルキーな質感がとても素晴らしいコーヒーに数多く出会いました。
グァテマラはやっぱりすごい
San Pedro, Lake Atitlan, Guatemala / Cyprien
グァテマラのコーヒーはすごいです。
どこの地域にも素晴らしいコーヒーを作る農園や生産者がいます。
個人的にはウェウェテナンゴのコーヒーがすごく好きなのですが、
それ以外の地域のコーヒーにも、素晴らしいコーヒーがいくつかあって、
グァテマラの底力を感じました。
ホンジュラスの可能性
Shade grown coffee bushes in the cloud forest / Adalberto.H.Vega
ホンジュラスは間違いなく、今後大きく化ける可能性があると思っています。
色々な解決すべき課題はありますが、今後数年かけてより高品質で素晴らしい
風味のあるコーヒーを生産できるポテンシャルを秘めているように感じます。
コスタリカ、やばい
Costa Rica – Doka Coffee Estate / andyrusch
今年はコスタリカのコーヒーをたくさん飲みました。
上記リストをご覧になるとお分かりになるかと思いますが、ほんとたくさん飲みました(笑)。
コスタリカのスペシャルティコーヒーは、マイクロミルのコーヒーがほとんどです。
今年日本に入ってきていたコスタリカのクロップは、どれもこれも素晴らしいものでした。
生産処理の試行錯誤が結果となって現れてきている印象があり、セントラルバリーはレッドハニー、
ウェストバリーはイエローハニー、タラスはフリィウォッシュト、という、ある程度の方向性
が出来上がっているように感じました。
もちろんそれで終わりではなく、また来年も新しいチャレンジに取り組む生産者がいるでしょうし、
個人的にとてもとても楽しみです。
2012年のコスタリカCOEの結果は、とっても感動的なものでした。
セントラルバリー、ブルマスのファンラモンさんのコーヒーが1位を獲得!
詳しいエピソードは以下から読むことができます。
■速報!! ブルマス ファン・ラモン氏優勝!!!|丸山珈琲 オフィシャルブログ
■2012 コスタリカ COE1位 サモラ|丸山珈琲 オフィシャルブログ
「今年のコーヒーもいい出来だから楽しみにしていて!」というお話をフェイスブック上で
交わしていたのですが、まさかここまでとは思いませんでした。
標高1,300mのサモラ農園のコーヒーは、本当に素晴らしいコーヒーです。
現在丸山珈琲さんで発売中なので、興味のある方はぜひ。超オススメです。
■2012コスタリカCOE1位サモラ | 丸山珈琲 Webショップ
2013年が楽しみだー!
今年は公私ともに美味しいコーヒーに囲まれた一年でした。
来年はさらにコーヒーの可能性が広がっていきそうな、そんな予感を感じています。
このブログをお読みの皆さんにも、素晴らしいコーヒーとの出会いがありますように!