北欧のキッチン家電メーカーといえば、日本でメジャーなのはBodumですが、
Wilfaも忘れてはいけません。”モカマスター”というコーヒーメーカーが有名ですね。
そのWilfaから近日リリースの”Svart Manuell”がなかなかおもしろそうなのでご紹介。
このコーヒーメーカー(?)の特徴は、ハンドドリップ用の器具である、
1.ケトル
2.ドリッパー
3.サーバー
これらがセットになっており、ドリッパーは流量が、ケトルは温度が70℃~100℃の間の、10℃単位で設定可能になっている、というところ。ドリッパーにはカリタで使用可能な一般的な形のペーパー、そしておそらくゴールドフィルターに代表される金属フィルターがセットでき、デザインもなかなか統一感があって、いい感じに仕上がっていると思います。
ケトルの形状は、マニア目線で見るとちょっと微妙ですがまぁ、こんなものでしょう。
ドリッパーの流量コントロールを上手く使えば、ケトルから注ぐお湯の量はおそらく大きな問題にはならないのではないかと推測します。
海外でも日本的なハンドドリップ(Pour Over)が広がりつつあるんだなぁ…という妙な感慨を感じます。
日本でも流行りそうなデザインなので、国際的に展開して欲しいと思いますね!
でも、もしかすると、もう少しコンパクトなほうが需要あるかもしれません。
日本のメーカーも、ぜひこういう面白い発想・デザインの商品を作っていただきたいものですね。
Wilfa Behind The Scenes from Saatchi Norway on Vimeo.