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Brazil Late Harvest Cup of Excellenceと、2012年のCup of Excellence

Posted on 2012/03/11 by Tomoyuki Murasawa
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Brazil Late Harvest Cup of Excellenceと、2012年のCup of Excellence■Cup of Excellence

2012年のCup of Excellence(以下COE)はブラジルで始まりました。
そしてこのCOEはその史上初、ナチュラルコーヒーのみのコンテストだったのです!

◆ブラジル レイトハーベスト カップオブエクセレンス

これまでブラジルのカップオブエクセレンスは、実質パルプトナチュラルのコーヒーによって行われていました。
それは、乾燥にかかる時間の違い(ナチュラルよりも早い=乾燥工程における欠点が出にくい)や、クリーンカップに優れるためナチュラルよりも高く評価されやすいためなど、いくつかの理由がありますが、それによってカルモ・デ・ミナス、バイーアなどの生産地域が注目されるようになり、実際ブラジルコーヒーの可能性を感じるコーヒーが発見されてきました。 それはそれで間違ったことではなかったと、個人的には思います。

Natural Process Chapadao de Ferro
Natural Process Chapadao de Ferro / counterculturecoffee

しかしブラジルで生産されているコーヒーのほとんどは、ナチュラルで処理されています。
全コーヒー生産量のうち、実に90%がナチュラルのコーヒーで占められているそうです。
そして近年のブラジル・ナチュラルコーヒーは、生産処理の進歩によってぐっと品質が高くなっており、複雑で甘い、質感豊かでしかもクリーンなコーヒーもみられるようになってきています。これをあらためて評価しようというCOEの意図も、すごくよくわかります。

※コーヒーの生産処理名称であるナチュラル、パルプトナチュラルについては以下の記事を参考にしてください
■Processing | 琥珀色のウタカタ
■コーヒーの生産処理 ~ナチュラル~ | 琥珀色のウタカタ
■コーヒーの生産処理 ~パルプトナチュラル~ | 琥珀色のウタカタ

以下の画像・リンクは2012レイトハーベストカップオブエクセレンスの結果。

■€Brazil 2012 Program Late Harvest Winning Farms€

カップオブエクセレンスの審査に進んだのは全38ロット、うち欠点によって失格になったのはわずか3ロット。
そして入賞したのは全19ロット、さらに90点以上のプレジデンシャルアワードに輝いたのはなんと4ロット!!
この結果が、どれほど素晴らしいナチュラルコーヒーが多かったか、ということを表していると思いませんか。

このあたりの話は、海外ロースター、Solberg&hansenのブログが詳しかったですね。
■Solberg & Hansen Blog

 

◆2012年のカップオブエクセレンス

ここまでスルーしていいましたが、2012年からCOE入賞できる基準点が85点に引き上げられます。
調べてみたところ、カップオブエクセレンスが始まった1999年 は、80点を基準としていました。その後品質の向上をうけて2004年、84点に引き上げられました。 そして今年からさらに引き上げられ、85点になります。

カッピングの経験がある方はご存知かもしれませんが、84点以上の点数のレンジでの1点は、非常に大きな差があります。
8項目オール6点を獲得することで84点になるのですが、85点に届かせるには6.5点を最低でも2つの項目で獲得する必要があり、6点は「素晴らしい」ですから、「素晴らしい」以上のものを目指して、これからコーヒーを作っていかなければならないことになります。

こうやって全体的な品質を引き上げていくのか、と個人的には感心したのですが、
コーヒー生産者サイドにいる方々は本当に大変なのでしょうね…
それだけに、今後のカップオブエクセレンスで入賞するコーヒーが楽しみでなりません。

I’m Looking forward to taste coffee which win 2012COE !

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Categories: カップ・オブ・エクセレンス
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  • 著者について

    村澤 智之
    Tomoyuki Murasawa

    東京都在住、男、1984年生まれ。

    詳しいプロフィール、コンタクトは
    こちらのページまでお願いします。

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