カッピング四方山話

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カッピング四方山話琥珀色のウタカタcuppingyomoyama
カッピングフォーム解説も終わったことだし、さて、少しカッピングについてのエントリを書こうと思います。
カッピングをすると、結果として、記入されたスコアシートと、カッピングスコアが残ります。それを他人と共有・公開してディスカッションをすることで、自分のミスの発見、基準の修正が可能になります。
実際のところ、どちらかというと考えながら点数をつけることはイージーです。しかし、その点数の基準を、カップオブエクセレンスに基づいた基準でキープする、ということはかなりハード、と言わざるを得ないでしょう。国際審査員の方たちも、個人間で評価がばらつく豆というのは、ざらにあることだそうです。「でもトップの豆になると不思議と意見が一致するんですよ。」、というのは、セミナーの時の丸山さんの言葉だったように記憶しています。このあたりはカッパーの性(さが)なのでしょうか(笑)
上達の近道は何だろう、とよく考えますが、それでもやはり、カップを採り続けること、これが一番なのだろうと思います。しかしただ続けるのではなくて、1回1回の、ひとつひとつについて、意識することです。ここを怠って漫然とカッピングしていても結果はついてきません。ひとつひとつの項目、プロファイル、それぞれに意味があります。それぞれに自分の根拠をしっかりと持つことが必要です。
そしてもし可能であるならば、よりオープンな場所で、何のバイアスもない勢力的にフラットな場所で(たとえばSCAJのCOE基準カッピングセミナーや、COE国際品評会のような!)、より多くの人と、カッピング基準・プロファイル・スコアのすり合わせを行うことです。
カッピングに正解はなく、誰が正しい(自分も含めて)というものではありません。
セミナーでは、沢山間違えます。恥をかきます。でもそれでいいんだと思います。それを繰り返していくことで、徐々に徐々に上達していくはずです。その結果、ここぞという場で自分のスコアやプロファイルをアピールすることができるようになるのだと思います。
余談ではありますが、私はセミナーなどに出席した場合、可能な限り一番最初に、スコアを報告しにいきます。遠慮していても仕方がないし、何より一番最初だと目立つし(笑)、より多くの話を聞くことができるからです。自分の報告が終われば、あとは後続の人と講師の方との話を聞くことができますからね。
私がそういうことが可能になったのも、一緒にカッピングしていた仲間と、数多くSCAJのセミナーに参加したからだと思います。実のところ、セミナー費用はけっこうな金額になっているんではないかなぁ、と。しかし、SCAJのCOE基準のカッピングセミナーは、日本において、本当に素晴らしい学びの場であると思います。
最後に、カッピングは楽しいことだ、という気持ちが、継続できている理由にあります。「楽しむ」という気持ちは、物事に向かうのに必要なマインドだ、という思いが個人的にもあります。「コーヒーを理解する」というカッピングの根本の目的が、自分の性格にこの上なくマッチしているからこそでしょう。採れなかったプロファイルが採れるようになるステップアップの実感や、コーヒーの本質に触れた時の喜びは、何にも代え難い不思議な魅力があります。
とにもかくにも、このカッピングの目的を忘れず、Cupping with fun の気持ちで、今後もコーヒーに触れていきたいなぁと、思うのでした。素晴らしい環境に感謝!

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