てふろん!

投稿者: | 2011/02/16
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■テフロン加工されたコーヒー器具
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(テフロン|FBCインターナショナルの『美味しいバリスタ&エスプレッソ』BLOGより)
JLAC2011にて、丸山珈琲代表の櫛浜バリスタがテフロン加工されたミルクピッチャーを使用されていましたが、このテフロン加工は、数年前からエスプレッソ関連のパーツに使用されてきていました。

Teflon Coated Basket from James Hoffmann on Vimeo.

Teflon Coated Baskets ≪ jimseven
動画はイギリスのSquaremile CoffeeRoaster、ジェームズホフマンのブログから。
この動画ではフィルタバスケットがテフロン加工されています。
イギリスのEspressoparts.comともいえる、CoffeeHitから購入可能。

また2009年、島根県にあるCAFE VITAの門脇バリスタがテフロン加工されたピッチャーでラテアートチャンピオンシップに出場されていた記憶があります。
その時はこんな黒色でしたね。
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(via fromラテアートピッチャーをテフロン加工してみました)

近年のエスプレッソマシンではオプションとしてポルタフィルタ、スチームワンドをテフロン加工したものもあるようです。こちらはバリスタ達から清掃のしやすさで高い評価を受けているようです。
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■テフロン加工のメリット
テフロン加工の強みはその高い耐腐食性と、撥水性、低摩擦な特性です。
ポリテトラフルオロエチレン – Wikipedia
食品を扱う上で腐食に強いこと、撥水性が高いことはメリットです。
清掃が容易なのはこの性質が一役買っています。
つまりこびりつきを防いでくれる、ということです。
また安定しているのでコーヒーを科学的に変化させることがほぼありません。

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ミルクピッチャーにこれを適用すると、清掃の容易さはもちろん快適でしょうが、
この低摩擦な特性がスチーミング、ミルクの注ぎに影響してきそうですね。
機会があれば手にとって触って、使ってみたいです!