from Gimme!Coffee http://www.gimmecoffee.com/
美味しいエスプレッソのためのTipsが紹介されていたので、ここでも紹介したいと思います。
“現在”、スペシャルティコーヒーでエスプレッソを抽出するために最低限必要なこと、そして
“次世代”に繋がるであろうヒントもここには隠されているのでは、と思います。
原文はこちらです。⇒http://www.gimmecoffee.com/galleries/the_secret_to_great_espresso/
では、いきます。
■ポルタフィルタは常に清潔に、そして乾燥状態で。
コーヒーの粉が残っていたり、水分が残っていたりすると、抽出が不安定になります。
過抽出が起こるので、酸味や苦味に不快な要素が出ます。
■コーヒーを挽き溜めしてはならない。
ほんの1分でも、挽かれたコーヒーからは成分が揮発しています。
あなたが嗅いでいるそのアロマは、本来カップに抽出されるべき成分なのかもしれません。
■スクリーンを洗い流すこと。
付着したコーヒーを可能な限り洗い流す目的と、温度が低いことによる未抽出を防ぐために、
ヘッドを温める、という目的のため、抽出前にはお湯を流すようにします。
冷えたヘッドから抽出されたコーヒーは、薄っぺらく、酸味が不快になりがちです。
■トレイは常に清潔に。
綺麗なほうが気分がいいし、何に注目すればよいかが瞭然です。
ショットに注目なさい!!
■フィルタバスケットのオイルも流すこと。
このポルタフィルタは抽出後の状態です。
このまま次のショットを淹れると、古い油のような味がします。
■清潔なカップに抽出すること。
やはり、古い油の味がします。
■グラインダーフォークは清潔に。
抽出されたカップに粉が入るのはよくありません。
また、ポルタフィルタからあふれるほどドーシングしているようなら、反省しましょう。
コーヒーを浪費するのはやめましょう。
■定期的にバックフラッシュを。
スクリーンを洗い流すようにしていても、流せない粉はあります。
残っているコーヒー粉は、クリーンカップや、甘味に影響してきます。
■提供はタイミング命。
時間が経つとショットのボリュームは半分になり、甘味を失ってきます。
ここにいたるまで多くの過程を要していますが、その全ては必然なのです。
いかがでしたか?
最後の項目は、「クレマ」が重要なファクター、な気がします。
セミオートのエスプレッソマシンが発明されておよそ60年、といいます。
まだまだこれからも、変革の時が訪れるでしょう。
そのときに最も重要なことは、カップがどうなのか、ということです。
身につまされる思いで、エスプレッソを抽出する私なのでした。