ムラサワ的抽出器具比較

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ムラサワ的抽出器具比較琥珀色のウタカタ私が所持しているコーヒーの抽出器具は、フレンチプレス、エアロプレス、
ハリオV60、KONE【NEW!】、クレバーコーヒードリッパー【NEW!】、
エスプレッソマシン(la Chimbali junior)…気づけばけっこうな数になっていました(笑)。

グラインダーはフレンチプレス・ドリップ用にフジローヤル・みるっこ、
エスプレッソ用にMAZZER MINIを使っています。

このあたりで、私から見た、コーヒーの抽出器具比較をやってみたいと思います。
比較する項目は以下。

【価格】
【手順】
【片付けのしやすさ】
【コーヒーの味】

これらの項目を5段階の☆の数で表しつつ、必要があれば補足したいと思います。
☆が多いほど、パフォーマンスに優れている、という風に見てください。
※ちなみに完全に私の主観です。
では、いってみましょう!

1.フレンチプレス

I like Coffee in the Mornings
I like Coffee in the Mornings / wickenden

【価格】☆☆☆☆ 約¥3,000~¥10,000
比較的求めやすいです。
サイズは350ml、500ml、1L、1.5Lからライフスタイルに合わせて選択しましょう。

【手順】☆☆☆☆
特に難しいことは必要としません。
挽いたコーヒーに沸騰直後のお湯を注ぎ、4分待つだけ。
非常に簡単に、コーヒーを淹れることができます。

【片付けのしやすさ】☆☆
メッシュフィルターにコーヒーオイルがつくので、
酸化した臭いを防ぐために丁寧に洗わなければなりません。

【コーヒーの味】☆☆☆☆
使うコーヒー次第ですが、コーヒーの持っている味を素直に出すことができます。
スペシャルティコーヒー初心者向けの器具を選ぶなら、私はフレンチプレスと
手挽きのミルをオススメします。淹れ方や淹れる人によって味がブレにくいので、
どんなコーヒーでもそれぞれの違いを感じ取りやすいと思います。

 

2.クレバーコーヒードリッパー

Clever Dripper
Clever Dripper “Chytraト稿k” / doubleshot_cz

【価格】☆☆☆☆ 約¥2,000 ~ 3,000
なかなかお求めやすい価格です。
サイズは300ml(Sサイズ)、600ml(Lサイズ)から選べます。

【手順】☆☆☆☆
フレンチプレスと同様で、特に難しくない放置系です。
フィルター。コーヒー豆をセットし4分待ち、時間がきたら
カップの上に置くだけで抽出が始まります。

【片付けのしやすさ】☆☆☆☆(紙フィルター) ☆☆(金属フィルター)
ペーパーフィルターを使うと非常に楽ちんです。

【コーヒーの味】☆☆☆(紙フィルター) ☆☆☆☆(金属フィルター)
個人的には金属フィルター抽出が好きなので、フレンチプレスのほうが好きかなぁ…と。
金属フィルターはエルフォのものがオススメですね。フレンチプレスより微粉が出にくいのは
メリットだと思います。

 

3.ハリオV60(ペーパーフィルター)

Hario V60
Hario V60 / doubleshot_cz

【価格】☆☆☆☆ 約¥3,000 ~ 10,000(サーバー・ケトル込)
プラスチック製のドリッパーだとかなりお求めやすい価格にできます。
ケトル(ドリップポット)にこだわるとちょっと高くなりますが、道具にこだわりたい人には、
ハリオでのドリップ、結構オススメです。

【手順】☆☆☆
慣れが必要ですが、“コーヒー淹れてる感”を楽しめる抽出器具です。

【片付けのしやすさ】☆☆☆☆
ペーパーフィルターの楽なところはここですね。

【コーヒーの味】☆☆☆
個人的には金属フィルター抽出が好きなので…
クレバーコーヒーより味のコントロールはしやすい(お湯の注ぎ方で味を変えられる)
ので、色々試す楽しみがあります。この点はハンドドリップならではの魅力ですね。

 

4.KONE

sightglass kone scale-20121130-1.jpg
sightglass kone scale-20121130-1.jpg / roland

【価格】☆☆ 約¥6,000(フィルターのみ)
ちょっと高い感はあります。
しかしその分、今後フィルターを買わない、ということになるので、
長い目で見ればお得、という考え方もあります。

【手順】☆☆☆
ドリップが出来れば、同じ要領で使うことができます。

【片付けのしやすさ】☆☆
金属フィルターはコーヒーオイルの汚れ・匂いの付着に少し
気を使わなければならないですね!

【コーヒーの味】☆☆☆☆
紙のフィルターよりは、個人的に好みです。
フレーバーのみならず、質感をしっかりと表現することができます。

 

5.エアロプレス

Aeropress Technique
Aeropress Technique / nalundgaard

【価格】☆☆☆ 約¥4,000
本体や紙フィルターがパッケージにすべて揃っています。
エアロプレス用の金属フィルターは¥3,000ほどで買えます。

【手順】☆☆☆
慣れるまでは結構手間が多く感じますが、慣れるとそれほどでもありません。
お湯を注いでから抽出まで1分、というのが魅力ですね。

【片付けのしやすさ】☆☆☆
紙フィルターは非常に楽ちんです。
金属フィルターはKONEほどではないのですが、洗う手間が少しだけかかります。

【コーヒーの味】☆☆☆☆
すっきりしていながらフレーバーや甘み、そして質感を
しっかり抽出できるので、個人的には結構好きな抽出方法です。

 

6.エスプレッソマシン

Synesso Hydra
Synesso Hydra / skinnydiver

【価格】☆ 約10,000〜ン十万円
家庭用エスプレッソマシンならデバイスタイルを強くおすすめします。
その上は結構天井知らずな感じなので、最も購入するのに勇気がいるコーヒー器具
のひとつだと思います(笑)。マシンの他にも専用グラインダーが必要で、
しかも家庭用のでも10,000円程度のものじゃないとエスプレッソには厳しいです。
そのあたりも、少し費用がかかる器具ですね。他の付属品、例えばタンパーやショットグラス、
ミルクピッチャーまで含めると、家庭用エスプレッソマシン・グラインダーで考えて、
トータル¥20,000 ~ 30,000でしょうか。

【手順】☆☆
はっきりいいますが、難しいです(笑)。
コーヒーを変えるごとに(同じだとしても日ごとに)調節・検証を必要としますし、
ある程度の指標が構築できるまでは、何が正解か分かりませんし、手探り感がすごいです。
しかしそれらが成功して完璧なショットが落とせたときは、感動さえ覚えます。
万人にオススメは絶対にしませんが、それに踏み込む勇気と覚悟がある人には、
私は協力を惜しみません(笑)。

【片付けのしやすさ】☆☆
ちょっと面倒ですね。業務用やそれに近いタイプのマシンだと、使用後には
必ず洗浄作業が必要です。

【コーヒーの味】☆☆☆☆
失敗したときはちょっと飲めないようなもの、バッチリ決まったときは
これ以上ないほど素晴らしいコーヒーができます。他の抽出方法に比べると、その落差は
相当大きいものがあります。しかしその抽出特性から、エスプレッソはスペシャルティコーヒー
の魅力を表現するのに向いている抽出方法のひとつだと考えています。

 

好みに合わせて、楽しいコーヒーライフを

同じコーヒーでも、抽出方法によって味の出方は違います。
個人的には金属フィルターを使った抽出方法が好きなのですが、紙フィルターやネルで濾した
透明感のあるコーヒーが好き、というのもアリだと思っています。
いいコーヒーを使ってさえいれば、そこから先は好みの領域ではないかなぁ、と考えています。
いろんなお店の、いろんなコーヒーに触れて、お好みの抽出方法を見つけてください。

 

最後に、あると便利なツール

抽出器具、コーヒーミルが揃えば、美味しいコーヒーを淹れる準備は完了!
と言いたいところですが、最後に1つだけ、手に入れておいて欲しいものがあります。
それは、電子はかり。

Fancy new kitchen scales
Fancy new kitchen scales / StartAgain

これがひとつあるだけで、コーヒーの味作りがめちゃくちゃ楽になります。
コーヒーの量を量るのはもちろんのこと、水は1g=1ccなので、
フレンチプレスやドリッパーを載せたサーバー、エアロプレスをそのまま秤にのせて
目盛りをゼロにし、お湯を注げば、どれくらいの量のお湯を注いでいるのかが一目瞭然!!
コーヒーを始めたばかりの人ほど、しっかり量りながらコーヒーを淹れたほうが
上達は早いですし、美味しいコーヒーに早く近づきやすいと思います。

 

Enjoy!

好きなコーヒーを、好きな抽出方法で楽しみながら淹れて、味わって楽しむ。
この記事がその助けになればいいなぁ、と思います。
私は自宅では、エスプレッソとフレンチプレスを基本に、その日の気分で
色々な抽出器具でコーヒーを楽しんでいます。それぞれの抽出方法に得意な
部分、不得意な部分があるので、コーヒーによって使い分ける、ということもあります。

いろんなコーヒーをいろんな淹れ方で、あなただけのコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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