able brewing の“KONE 3rd”レビュー

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able brewing の“KONE 3rd”レビュー琥珀色のウタカタ

KONE(コーン)、このブログを読んで、私のTwitterをフォローしている人であればだいぶ浸透してきていると思うのですが念のため説明しておくと、もともとはポートランドにある「Coava Coffee Roaster」というコーヒー屋さんが作った、アメリカの家庭では一般的な、ガラス製コーヒーサーバー/ドリッパーである“ケメックス”用の金属フィルターのことです。
Coava Coffee Roasters

オールステンレス製で特徴的なルックスとコーヒーのテイストによって瞬く間に世界的に広まり、いまでは「able brewing」という別ブランドを立ち上げ、KONEを始めとしてエアロプレス用の金属フィルターである“Disk”等のコーヒーグッズの販売を行なっています。
able brewing

KONE 3rdはほぼ完成形


KONE Coffee Filter
KONEは実は現在で3世代目。
初代、2代目と進んできて、3世代目で大きく進化しました。

初代と2代目は、良くも悪くも「抜ける」フィルターで、コーヒー抽出に注ぐお湯があまりドリッパーに溜まることがなくスムースに抜けていってしまうので、抽出の際は蒸らし時間を長く(45秒程度)取ってやることが必要でした。それでも紙のフィルターに比べてフレーバーや質感がしっかり出る、なかなかいいフィルターです。
欠点といえばまず、フレンチプレスと同等かそれ以上にコーヒーの微粉末がコーヒーに混入すること。私はそういうものだと思っているのでいいのですが、世の中思ったよりそれが嫌いな方が多いようですね。
そして、エッジや円錐の先端部がけっこう鋭いこと。洗うときに私も何度かエッジで手を切ったことがあります。

KONE 3rdは上記のような欠点をほぼ克服した完成形といっていいモデルです。
メッシュが2ndより細かくなり、お湯の流れ方を見なおしたことで、これまでよりも長い時間、お湯がコーヒーの層に留まる様になりました。
円錐の先端部を安全のためにフラットにしており、穴が開いていないことも理由の1つでしょう。よりフレーバーや質感を表現しやすいフィルターに進化しました。
コーヒーに混入する微粉末もだいぶ減少しています。

↑上から1st、2nd、3rdの抽出状態と微粉の程度。明らかに向上しています。

もうひとつ特徴的なのはエッジにまとわれているプラスチック製のバンパー。
これはフィルターを今までより薄い素材で作っているので、その変形を防ぐ補強の目的と、ドリッパー(ケメックス)とのクリアランスを作る目的、そして後述する“KONE Brewing System”にフィットさせるためです。付加的に、エッジで手を切るようなことはなくなりました。

 

KONE Brewing Systemがスーパークール


KONE Brewing System
able brewingは、KONEにジャストフィットするドリッパー・サーバーを開発中で、12月発売予定とのことです。
ちょっと高い($120)のですが、個人的には結構好みのルックスをしています。
今はサーバーの注ぎ口の形状を見なおして、ファーストサンプルを作っている所のようで、リリースが楽しみです。

 

KONE 3rd×Chemex


私はこのセットをable brewingから買ったのですが、何がいいって、カッコイイんですよね…(笑)
最初は「なにこれデカい!」と思っていたのですが暫くすると慣れました。
もちろんコーヒーもいい感じで、KONEで淹れるときは蒸らしを45秒とり、18g/300cc、30g/500ccの割合で抽出することが多いのですが、きちんとフレーバーやスイートネスを出しつつもマウスフィールも出るので、すっきりしていながらも美味しさのある、飲んでいて気持ちのいいコーヒーが楽しめます。

個人的には普通のペーパーで抽出したコーヒーよりもコットンペーパーや金属フィルターで抽出した、マウスフィールのあるコーヒーが好きなので、able brewingはこれからも注目のメーカーです。

Thank you for great brewing device, able brewing!

5 Comments

  1. SPQR より:

    いつも楽しく拝見しております。
    普段ハリオV60、エアロプレス(ともにペーパーフィルター)を使用していますが、KONE 購入を検討中です。
    able brewing のサイトをのぞいたところ、「Gold」バージョンがありました(「DISK」もです)。
    ステンレス製に比べ高額ですが、抽出時に「Gold」であるメリットはあるのでしょうか?
    ご存じでしたらご教示下さい。

    • Tomoyuki Murasawa より:

      >>SPQRさま
      Goldは、ゴールドメッキバージョンのKONE、Diskですね。

      抽出性能はほとんど変わらないと思いますが、どちらかといえば抽出後、
      コーヒー由来の汚れがつきにくい、というメリットはあると思います。
      ステンレスよりも耐腐食性が高いので、より長期間、サビ等に気を使わずに
      使えるでしょうね。

      あとは見た目(笑)、でしょうか。
      以上ご参考まで。

      • SPQR より:

        早速のお返事ありがとうございます。
        見た目、大事です(笑)。
        「Gold 」個人的にはきらいじゃないので、金額に見合う価値があるかどうかもうちょっと悩んでみます。
        もう一つ、「Disk」について教えて頂きたいのですが、まず買うとすれば「Standard」でしょうか?(「Fine」もありますね)

        • Tomoyuki Murasawa より:

          Disk FineはStandardより薄く、メッシュは細かくなっているもので、
          色々評判を見る限り、微粉については軽減されているようですね。ただ薄いので取り扱いと耐久性の
          面でStandardが有利のようです(よっぽどのことがない限り壊れないとは思いますけれど)。
          ご予算にもよりますが、価格は$12.5ほどなので、両方買ってみる、というのも手ではありますね!

  2. SPQR より:

    微粉は気にならないので、Standard を購入してみます。
    もちろん「Gold」です!(笑)
    アドバイス有り難うございました。

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