ブルンジのスペシャルティコーヒー

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ブルンジのスペシャルティコーヒー琥珀色のウタカタ初めてブルンジのスペシャルティコーヒーを飲んだのは2008年のSCAJだったかな…?
ルワンダのCOEが始まった年だったと記憶しています。
その時の印象は、いわゆる良質のアフリカンコーヒーの特徴、
熟したトロピカルフルーツ、柑橘類を思わせる複雑なアシディティ、
果実の甘さ、フローラル感にあふれた、とても可能性を感じるコーヒーでした。
それもそのはず、ブルンジには標高1,800m前後の高地もあり、すでに高品質なコーヒーを生産していることで知られるルワンダ、タンザニアと国境を接しています。

◆ブルンジという国
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ブルンジ – Wikipedia
政情的には不安定なところがあり、近年まで民族対立もしばしば起こっていたようですが、
現在は和平合意とともに、多少は安定しているのでしょうか。
アフリカの国々は独立しているとはいえ、宗主国により国境線を実情に沿って決められていないので、しばしば国内で政治的な問題になったり、内戦に発展したりすることが多く起こります。エチオピア、ルワンダ等、東アフリカの国々は総じてそういった問題を内包しています。

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(via froma Burundi ~ a new frontier | George On Coffee)

◆ブルンジのスペシャルティコーヒームーヴメント
コーヒーの故郷でもある東アフリカの地。そこで産出される高品質なコーヒーは、中米や南米の物とも少し違って、大地の恵み、太陽の恵み、生まれ育った大地のテロワールを存分に発揮して、コーヒーとは思えない官能的な芳香と、溢れるようなフルーツ感たっぷりのアシディティをもっています。
そんなコーヒーの魅力をいやというほど知っている私は、そういった政治的な騒動にコーヒーが巻き込まれてしまうことを、非常に残念で、悲しいことに思います。
こういった問題のそもそもの原因は宗主国による植民地支配に由来するアフリカ各国(中南米もそうですが)の貧困なので、罪滅ぼしというわけではないのですが、スペシャルティコーヒーの生産によって、品質に応じた正当な対価を得る仕組みを構築し、少しでも報われていく人を増やしていきたい、という思いがあります。
そんな仕組みのひとつが“Cup of Excellence”。
Cup of Excellence
アメリカ、ボストンのTerroir Coffeeによると、
2012年、ブルンジでカップオブエクセレンスが開催される予定のようです。
Burundi ~ a new frontier | George On Coffee
“Burundi has made extraordinary leaps towards producing great quality coffees in very few years. I have been invited to and eagerly accepted to be a cupping juror in a Cup of Excellence practice competition in Burundi this summer in preparation for the real event in 2012.”

<抄訳>
ブルンジはここ最近、すばらしい上質のコーヒー生産において並はずれた飛躍をしています。2012年に行われるカップオブエクセレンスの準備である、今夏行われるプラクティスコンペティションの国際審査員要請を受け、私(ジョージ・ハウエル)は招待されました。
アメリカのTrancendやインテリジェンシアでは、
すでにブルンジのスペシャルティコーヒーを扱い始めています。
Tales from Burundi – Transcend Coffee
日本へどうやって入ってくるかはまだ分かりませんが、素晴らしいコーヒーが存在するのは確かなので、いずれ日本でブルンジのコーヒーを楽しめる時が来ることを楽しみにしています。

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