What is “Single origine”?

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What is “Single origine”?琥珀色のウタカタ私はどちらかといえばシングルオリジンコーヒーを好みます。
この「シングルオリジン」という言葉が、ここ数年でよく聞かれるようになりました。
■シングルオリジンの定義
簡単にいうと、そのコーヒーを生産した国、地域、農園、コーヒーノキの品種、収穫時期、場合によっては農園の区画まで特定可能な、いわゆるトレーサビリティが明確であり、他のコーヒーと混ぜられていないもの、ということになるかと思います。
■はじまりは品評会
シングルオリジンコーヒーがある種の付加価値的に扱われるようになったきっかけとなったのは、生産国各国で行われるようになった品評会でしょう。ベストオブパナマ、カップオブエクセレンスが代表的ですね。
品評会で評価されるのは、凡庸な欠点のないコーヒーではなく、個性的で鮮やかな風味特性をたたえたコーヒーです。
それは、混ぜられたコーヒーで得られることはほとんどありません。
ただし、同一地域の小規模生産者が合同で選別されたロットを作っている場合はこの限りではありません。ケニアやエチオピア、インドネシアなどの小規模生産者の多いところでは、農協の名前でひとつのロットを作っていることも多いですし、とても素晴らしいものもあります。

■シングルオリジンによって浮かび上がるもの
コーヒーを楽しむ消費者側の観点としては、国や農園ごとの風味の違いを楽しめること、これが大きなメリットとなります。
コーヒーを作る生産者の観点からは、そうやって選別したロットを生産することで、混ぜられて誰のコーヒーも一括りに国の名前でマーケットに流れていた、ただの「アラビカコーヒー」ではなく、自分の名前や農園の名前を出して販売することができることがメリットです。
特にそのコーヒーのクオリティが高かった場合、それまでとは比べものにならない利益を手にすることも不可能ではありません。
私はこうした、品評会や現地でのコミュニケーションを通して発見される素晴らしいコーヒーには、ものすごく可能性を感じるし、そんなコーヒーとの出会いには感動を覚えます。

■まだまだこれから!
旧来の「ストレート」に対する概念として誕生したシングルオリジンという概念ですが、お店によっては「ストレート」という名前で、単一農園コーヒーを販売している場合もあります。シングルオリジンという名称を強制したいわけではないので、それは悪いことでも何でもないです。お店の売り方次第でしょう。
しかし消費者の楽しみ方として、単一農園コーヒーで高品質コーヒーのテロワールを楽しむスタイルが一般的になることが、コーヒーの世界に差し込む光明になる可能性を持っていると考えています。より生産者にスポットライトがあたること、それはスペシャルティコーヒーにおいてとても重要な意味を持っています。コーヒーを作ることによって生産者が報われやすくなることで、スペシャルティコーヒーの世界はより上のステージへ階段を上がっていくのだと、私は信じています。

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