スペシャルティコーヒーの賞味期限 2/2

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スペシャルティコーヒーの賞味期限 2/2琥珀色のウタカタ前回:スペシャルティコーヒーの賞味期限 1/2
今回は、そこそこ多くの国内外のコーヒーを飲んで、またカッピングしてきた私の視点から、スペシャルティコーヒーの賞味期限についての考え方です。


実際のところ、焙煎後から2~3ヶ月を賞味期限にしているロースターさんがほとんどだと見受けられます。
そして個人的な体験から言えば、豆の場合、開封後3週間を過ぎれば風味は衰え、1ヶ月を過ぎれば魅力的な特性は半減し、単調なコーヒーになってしまうように思います。もちろんこれは焙煎度合いや生豆の特性にも左右されるので、必ずしも全てに当てはまるものではありません。また、未開封であればその期間は多少伸びるでしょう。粉の場合はこの劣化はもっと早く起こります。
焙煎コーヒーは加工食品ですが、焙煎直後から時間の経過と共にその品質を衰えさせていくところから考えると、スペシャルティコーヒーは生鮮食品と考えることも出来ます。

Q.美味しいスペシャルティコーヒーを飲むには、何に気をつければいいのでしょう?

A.とてもシンプルなことです。
1.焙煎日が近いものを購入しましょう。
通信販売で発送当日or前日に焙煎したものを届けてくれるロースターさん、
実店舗で焙煎日を尋ねた際に、答えてくれるロースターさんとお付き合いしましょう。
焙煎後数日してからが、ウチの場合は味が落ち着いていい感じになるよ、
というロースターさんもいらっしゃいます。
そんな場合は、そのことに共感するのなら、購入するようにしましょう。

2.開封後2~3週間で飲みきれる量を購入しましょう。
開封したコーヒーは日に日にガス(先述の揮発成分)を放出しています。
すべて抜けてしまう前に飲んだほうが、そのコーヒーを楽しむことが出来ます。

3.できれば豆のままで買って、飲む直前に飲む分だけ挽きましょう。
なんだかんだ、これが一番大事かもしれません。
たったこれだけです。

スペシャルティコーヒーは、
生産者との信頼関係に基づいた品質管理がなされているコーヒーです。
であればそのコーヒーをロースターから購入する我々も、
自分が信頼できるロースターから購入すれば良いのです。

なにも焙煎している実店舗に行ってオーナーやロースティングスタッフとコミュニケーションを取ることを強要したいわけではありません。
そんな方々は大抵お忙しいので、いつも話のできるところにいらっしゃるとは限りません。
接客をしてくれるスタッフとで構いません、少しばかりお話すれば良いのです。
他にも、豆の販売(もしくは焙煎)もしているカフェでコーヒーが美味しい、
コーヒーの話ができる好きなバリスタがいる、これだって信頼できる理由の一つです。
お店のホームページに色々豆の情報が書いてある、こんな事でもいいでしょう。
お店のスタッフブログから、コーヒーの品質に対して誠実なことが分かる、
素晴らしいと思います。
コーヒーに興味があってセミナーに行ってみたら話に共感できた、
こんないい話もないと思います。

お店が提供しているコーヒー、その味についてお店のスタッフが私たちの理解できる言葉で説明してくれて、私たちがそれに共感できること、コーヒーが好きな私としては、こんな瞬間が楽しくてたまりません。
このブログをご覧になっている方にも、
そんな素晴らしいコーヒーとの出会いがありますように。

One Comment

  1. さんきち より:

    SECRET: 1
    PASS: bad3548be805e0551a88b44db4745fcc
    こんにちは。
    こんな言い方はアレかも知れませんが、とても穏当かつ妥当な結論で安心しています。
    このコメントは、管理人さんだけが読めるということですので、僕が主に豆を購入しているロースターさんを紹介します。
    TOA COFFEEといいます。
    焙煎日の表示はありません。消費期限は1年で設定していると思われます。
    以前(去年の夏あたりまで)は、小売店舗が都内に2箇所(地下鉄銀座駅構内と門前仲町)あったので、比較的、豆の回転が速かったのでしょう。だいたい焙煎から1週間以内の豆を入手できましたが、今は門前仲町1店舗しかありません。
    最近訪れた際には、焙煎から1ヶ月以上経ったものしか置いてありませんでした。(正直、このことに一抹の不満を抱いたことは否めません)
    しかしそれでも、TOA COFFEEは評価に値すると思っています。
    理由の一つは、販売価格が、COE/スペシャリティとしては比較的安いこと。
    もう一つは、門前仲町の店舗に行くと、小売している豆を使って、1杯\500、2杯目から\250で、プレスで提供してくれることです。
    ですので、何種類か試飲して、気に入った豆を買うことができます。
    200gでパウチしているので、僕の場合は、1袋でちょうど1週間分です。
    僕も、豆の状態でも焙煎してから概ね1~2ヶ月、開封してから1週間が、おそらく、美味しく飲めるデッドラインだろうと思います。
    その意味からは、TOA COFFEEでは最上の豆は入手できないと言えます。
    しかし、アベレージでは楽しめます。少なくとも、金曜日の夕方に200g買えば、土日は妻と2人、素晴らしいコーヒーが飲み、次の金曜日には使い切れますので、僕は、このスタイルで満足しています。
    (平日は正直、コーヒーを楽しむような余裕がありません^^;)
    もし気が向いたら、門前仲町の東亜珈琲サプライに、足を運んでみてください。東陽町寄りの出口を出てすぐ、大きな交差点の角にあります。