シルビオレイテ氏のスペシャルティコーヒーカッピングセミナー

08/12/16、伝説の14人の1人、
シルビオ・レイテ氏のカッピングセミナーに参加してきました。
今回はカリブレーション形式、
実際のCOEコンペティションの様に、何点から何点の人が何人、
という表を挙手によって作成し、ヘッドジャッジ、トップカッパーの評価とすり合わせを行い、
自分の評価を修正していく形式です。
1回目と2回目のカッピングセッション(午前中)は、
ブラジル08COEの1位、2位、3位のロットと、コマーシャルコーヒー4種の計7サンプルで、
1回目のカリブレーション後、並び/サンプルを変えずにもう一度セッションを行いました。
私のスコアはCOEの順位順1位、2位、3位の順で高得点がつけられたのでひとまず満足、
2回目はそれにプラスして点数/評価基準を合わせました。
before
1回目の表。結構バラツキあり。
表中赤丸はシルビオ氏の分布。私はそこにいたり、1個隣だったり。
昼食をはさんで午後、今度は順番を入れ替えてカッピング。
この回もCOEの順位順、国際審査員平均に近いスコアで終えられたので、
いつもの成果が出た、と、そういうことでしょう。
仲間と偉大な先人の皆様に感謝。
after
あれだけばらついていた表が3回目はこのとおり。
4番がCOE1位、最終的には私は95点つけました。
COEのトップロットは素晴らしいですね!
多様な風味特性、酸味特性にクリーンカップ、ウェルバランスド!!
Top of Top of Top of Topですね。
国内のトップからさらに国内審査員がより分け、国際審査員がふるいにかけ、
そして残った23ロットですからね。
その舞台に、いずれ立ちたいものです。
最後のセッションは今年のブラジルCOEの全ロットのカッピング。
上から採っていきましたが、上位は酸味特性が複雑でフローラル感があり、
抜群のクリーンカップですね。
しかし今年は8位まで88点over、正直美味すぎて違いは微々たるものです。
90点のラインはなんとなく掴めますが・・・
シルビオ氏はじめ講師の先生方、一緒に受講された皆さん、
サポートメンバーの皆様、本当にありがとうございました。
TOKYO TOWER
シルビオ氏の仰っていたことはほとんど全て腹で理解しています。
カッピング技術向上の機会が日常にあるのがありがたく、
素晴らしいことに思えますね!本当に。

George Howell’s Terroir Coffee

Grand Cru Kenya: Mamuto, Kirinyaga
Grand Cru Kenya

George Howell’s Terroir Coffee の豆をお取り寄せ。
書いても書いても終わらない、冷めるまでかわるがわる現れる深遠なフレーバー、
熟したフルーツ感たっぷりの酸味、それを損なうことなく味わえるクリーンカップ!
“Full Flavor Roast”というだけはありますね。

頭のてっぺんから穿たれるコーヒー!!
水分含有量の関係か、我が家の環境では、エスプレッソの抽出が早くなりがち。
しかしフレーバーが薄くなるかといえばそれほどでもなく。
いままで体験したことの無かったようなコーヒーになるのでした。

スターバックス ダブルショット

スターバックスがついに缶コーヒーに!
スターバックス

スターバックス ダブルショット
■エスプレッソ ドッピオ
■エスプレッソ コンパーナ
プレスリリースより引用
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●中味の特長
世界各地から厳選された高品質のアラビカ種のみを使用。
世界中のスターバックス店舗の手作りのエスプレッソ飲料と同じ高品質のコーヒー豆
「エスプレッソ ロースト」を使用。
濃厚でカラメルのような甘みとコーヒーの香りが特長の「エスプレッソ ロースト」を使用することで、
力強いコーヒー感に加え、より華やかなコーヒーの味わいがお楽しみいただけます。
エスプレッソコンパーナ:
スターバックスならではの力強いコーヒー感に、濃厚なミルク、クリームを合わせた、
贅沢な味わいが特長です。
なお、“コンパーナ”とは、イタリア語で、英語の「With Cream」を意味します。
エスプレッソドッピオ:
「エスプレッソロースト豆」の力強いビターな味わいが存分に楽しめながら、
ミルクと砂糖を少量加え、飲みやすい味わいに仕上げました。
なお、“ドッピオ”とは、イタリア語で、英語の「ダブル」を意味します。
●パッケージ
エスプレッソがぎゅっと詰まったような濃厚なおいしさと、本格的なスターバックス飲料を表現するために、
「スターバックス ダブルショットR」の専用の容器を新たに開発しました。
シンプルでありながら、洗練された、高級感のあるパッケージに仕上げています。
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スターバックスディスカバリーズは、私にとっては、コーヒー専門店以外では、
ほとんど唯一、飲めるコーヒーなのですが、缶になると、どうなるのでしょうね。
チルド飲料より色々保存のための制約が厳しそうで、
そのぶん味にも影響しているのではないかなぁと、想像します。
いずれにせよ、発売になったら飲んでみたいと思います。

ジャパン バリスタ チャンピオンシップ’08-’09(JBC’08-’09)準決勝進出者 発表

アイウエオ順、敬称略。
http://www.scaj.org/
http://www.scaj2008.jp/
http://www.scaj.org/news/205.html
井崎 英典 井崎珈琲 有限会社(福岡県)
石谷 貴之 アニヴェルセル・カフェ(東京都)
岡田 章宏 小川珈琲 株式会社(京都府)
門脇 洋之 Cafe Rosso(島根県)
櫛浜 健治 株式会社 マルハンダイニング ZOKA コーヒー(東京都)
栗田 栄一 株式会社 ドトールコーヒー バリッシモ有楽町イトシア店(東京都)
斉藤 久美子 株式会社 マルハンダイニング ZOKA コーヒー(東京都)
坂井 誠彦 株式会社 小川珈琲クリエイツ(京都府)
関口 学  有限会社 丸山珈琲(長野県)
富川 義隆 セントベリーコーヒー(富山県)
中原 見英 有限会社 丸山珈琲(山梨県)
中摩 麗  井ノ上珈琲 有限会社 ヴォアラ珈琲(鹿児島県)
西岡 総司 イースト・ミーツ・ウエスト・カンパニージャパン 有限会社(福岡県)
村山 春奈 株式会社 クラブハリエ(滋賀県)
山上 亜希子 ナガハマコーヒー 株式会社(秋田県)
渡辺 美代子 有限会社 丸山珈琲(長野県)

ラテアートコンテスト 決勝進出者発表

アイウエオ順、敬称略。
http://www.scaj.org/
http://www.scaj.org/news/206.html
櫛浜 健治 株式会社マルハンダイニング ZOKA コーヒー (東京都)
坂井 誠彦 株式会社小川珈琲クリエイツ (京都府)
竹日 渉  代官山 アスカ (東京都)
富川 義隆 セントベリーコーヒー(富山県)
中摩 麗  井ノ上珈琲 有限会社 ヴォアラ珈琲 (鹿児島県)
西岡 総司 イースト・ミーツ・ウエスト・カンパニージャパン有限会社  (福岡県)

2008 Guatemala COE

■Guatemala 2008 Program Auction Results
  Online Auction: June 12, 2008
6/12、オークション終了まで見届けさせて頂きました。
開始序盤から早くも$40over、どこまで行くのか、
いつ終わるとも知れないbid、終わったのは朝方の5時、でした。
1位 El Injerto I – El Injerto, S. A.
Lot Size:16
High Bid:$80.20
Total Value:$195,199.05
High Bidder(s):Stumptown Coffee Roasters,
      Maruyama Coffee for Mikatajuku group and Sweet Maria’s
Variety: Pacamara
International Jury Score: 93.68
Jury Descriptions: Very complex (25), huge body (24), well balanced (20), very transparent (14), clean sweet (18), layers of fruits ( 24), harmonious acidity (16), consistent (18), red apple acidity (6), buttery (11), creamy (14), heavy syrupy (14), caramel (7), , exceptionally long floral citric finish (26), creamy mouth clinging body (20), peaches (15), orange (13), wine (13), plums (5), complex aroma (24), spices (13), citrus (4), delicate sweet savory- sweet herbal (9), cardoman spice aroma (8),
1位がパカマラ(突然変異の交配種、粒がかなり大きい)で、唯一の90over、
プレジデンシャルアワードを獲得したエル・インフェルト、開始前から、
かなりの高値が予想されてはいましたが、まさかポンド80ドルとは!
しかもスタンプタウンと、珈琲の味方塾さんと、スィートマリアズの、共同での落札!
素晴らしいコーヒーと、素晴らしいコーヒーピープルに感謝します。
http://maruyamacoffee.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_a7d9.html
素晴らしい、丸山さんの記事に、感動。ありがとうございます。
コーヒーの可能性、日々カッピングをする中にも、感じています。
素晴らしいコーヒーと素晴らしい巡り合いに、胸がいっぱいです。