■EP HQ Parts ≪ Espressoparts Blog Site
デフォルトのエスプレッソマシンだと時々ある、
「もっとこうなればいいのに!」
という思いを、カスタムパーツで実現する、それがHQ Parts。
これまで沢山のカスタムマシンを作ってきたESPRESSOPARTSがプロデュースしています。
こういう、「無いのなら作っちまえ!」感は、正直嫌いではないです(笑)。
で、す、が。
ここであえてツッコミを入れるとしたら、間違っても
「このパーツを使えばエスプレッソは美味くなる!」
「フォームドミルクは美味くなる!」
なんて思ってはいけない、ということでしょうか。
確かにこれらのパーツを使えば、コーヒーの抽出効率は良くなり、
毎回の抽出は安定した結果が得られるでしょう。
しかしそれは、コーヒーのカップクオリティと必ずしもイコールではありません。
コーヒーのカップクオリティを決定的にするのは、コーヒー生豆の品質と
焙煎の品質、そして鮮度です。このパーツを使えばコーヒーが美味しくなる、
そんな魔法みたいなこと、そうそうあるわけがないのです。
それらを抜きにしてコーヒーのクオリティを語ろうとする人たちの話には、
私は正直、心から納得することはできません。
(ESPRESSOPARTSのことではないですよ、念のため。)
もちろん美味しさの感じ方は人それぞれなので、それを責めるつもりはありません。
ですが手段と目的が入れ替わるようなことはあってはならない、とも思います。
「で、そのコーヒー美味しいの!?」
そんな問いを常にコーヒーを提供する側は考えなくちゃいけないのかな、
ということを、最近よく考えます。
そういえば以前紹介したVSTバスケットはCOFFEE COMMONでも使われるなど、
かなり好評を博しているようですよ、と。ラ・マルゾッコやシネッソを
使うようなことがあったら、VSTバスケットはぜひ入れてみたいパーツですね。
机したのアイデアも 私のアイデアだったりして(^o^) プロント全店舗にも付いてますよ。 ダブルトールにも遊びに来て下さい!