コーヒーを淹れていて、コーヒーの味が一回一回違ってしまうことは、
誰しもよくあることだと思います。
それを一定にするためのちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。
抽出は何を想定していただいても結構ですが、
今回はフレンチプレスをもとにしてお話ししていきたいと思います。
◆コーヒーの味を決める要因
コーヒーを一定のものにした場合、
味に大きく影響してくるのはおおよそ以下の3点。
・コーヒーの量
・お湯の量、温度
・抽出時間
特にフレンチプレスの場合は、
抽出する人間が意図的に変えられるのはこれくらいのものです。
もう少し突っ込むとコーヒーの挽目も関係してきますが、中~中荒挽きでそれほど大きく変わることはあまり無いと考えています。またお湯の温度は沸騰したてのものが一番コーヒーの持っている良い要素を引き出しやすいと考えています。それさえ守っていれば温度を測ったり冷ましたりする必要は感じていません。抽出時間に関しては時計を見たりタイマーをセットしたりしていれば、毎回大きく変わってしまうことはないでしょう。
◆クッキングスケールのススメ
コーヒーの量、お湯の量を正確に計測する。
それだけで自分の基準をより確かなものとすることができます。
私が数年前から使っているのが、1g単位で計測できるクッキングスケール。
信頼できるタニタ製。
■株式会社タニタ
■クッキングスケール デジタル | 製品紹介 | 株式会社タニタ
量販店のセールだと580円くらいで買えます。
コーヒーに使うスケールを選ぶときのポイントは、リセットできる機能があるかどうか。
フレンチプレスやその他抽出器具を乗せて、重量で水の量を測るためです。
エスプレッソの場合も、私はお店をやっているわけではないので、
一回一回計測して、ホッパーに入れています。
エスプレッソは一回18g強~20g弱が、チンバリの場合、収まりがいいです。
◆コーヒーを思う存分楽しむために
こうやってある程度抽出に関わる要素を定量的に分析して、
一定にできるものは一定にしてしまったほうが、好みの味のコーヒーを作りやすいです。
あなたが自分好みのコーヒーを見つけられますように。