11月のコーヒー

投稿者: | 2010/11/30
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今月は丸山珈琲さん、横井珈琲さんからコーヒーを購入しました。

丸山珈琲
■グラン・クリュ
コスタリクリュカ・エルサル・デ・サルセロ
2010ニカラグアCOE#1 エル・エスフエルソ

横井珈琲
■ファータイル
2009ボリビアCOE#1・アグロ・タケシ■ストレート
ケニア・ティム
コスタリカ・ブルマス

■ブレンド
クリスマスブレンド

■ストレート
ケニア・テグ
コスタリカ・エル・ドラゴン

■ブレンド
ありがとう! the 14th anniversary
Tegu

コスタリカ・エルサル・デ・サルセロ、ケニア・ティムのインプレッションは先月ブログで記事にしたのですが、今月もリピートしました。
最後まで飽きずに楽しむことが出来ました、本当に素晴らしいコーヒーです。

<参考リンク>
9月、10月のコーヒー -琥珀色のウタカタ
今月取り上げたいのはやはり、ニカラグアCOEエル・エスフエルソ!

Cup of Excellence Nicaragua 2010 Winning Farms
国際審査員平均94.14点を獲得した素晴らしいコーヒーでしたが、実際に飲んでみてもその素晴らしさを感じることが出来ました。
熱い時から冷める時まで、いつまでも甘く、花の香り、ラズベリーやオレンジ、ミルクチョコレート、赤ワイン、重厚感のあるボディ、間違いなく最高峰のコーヒーです。
品種はマラゴジッペ、豆粒の大きいのが特徴の豆で、マウスフィール、質感に特徴が出やすいのですが、その重厚で粘性のあるマウスフィールもしっかり出ていました。
そして横井珈琲さんから購入したボリビアCOE・アグロ・タケシ!

Cup of Excellence Bolivia 2009 Winning Farms
こちらは昨年のCOEで93.36点を獲得し、一位に輝いた素晴らしい農園のコーヒーです。
横井さん曰く、固くて焙煎にものすごく神経を使う豆らしいのですが、それもそのはず、標高が2000mを超える高地産の豆です。
標高と酸味に関しては、どうやら高地になればなるほど洗練された多様な酸味が出てくる、といわれるようですが、このコーヒーも素晴らしい酸味の特性で楽しませてくれます。

花やスパイスの香り、スイートチョコ、オレンジ、ピーチ、パイナップルのような、熟した甘いフルーツの酸味、甘味が持続し、滑らかなクリームのような舌触りです。そしてとってもクリーンカップ。コーヒーとしては規格外に美味しいレベルで、本当に素晴らしいコーヒーです。
今月は2種類のCOEを購入し、少し贅沢な気分なのですが、COEの行なわれない国でも、もちろん素晴らしいコーヒーはあります。その一つがケニアで、今回横井珈琲さんから購入したケニア・テグは、丸山珈琲さんでも販売されており、ケニア・ニエリ地区で取れるコーヒーの中でも、トップロットと言えるほどのコーヒーです。

花のような香り、グレープフルーツやトロピカルフルーツを思わせる華やかな酸味、赤ワインのような、とても熟したチェリーだけに現れる素晴らしいフレーバー、粘性を感じる舌触り、感動的なコーヒーです。個人的にアフリカ、ケニアのコーヒーは大好きなので、このコーヒーはとても好みなコーヒーです。横井珈琲さんでは先日売り切れてしまったそうなので、他のお店で探すしかないのが少し残念ですが、飲む価値がある素晴らしいコーヒーです。

ここに挙げているコーヒーはどれもこれもオススメです。ご興味が湧いた方はお早めに購入されることをオススメします!