30 minutes Pleasure Trip

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30 minutes Pleasure Trip琥珀色のウタカタ“30 Minute Pleasure Trip(サーティーミニッツ・プレジャー・トリップ)”
「30分の素敵な旅」とでも訳せるこの言葉、そしてその30分間の楽しみを
生み出すのは、なんと1杯のコーヒー。

そんなことがあるなんて、信じられますか?

温度帯によるコーヒーの味の変化

カッピングを体験するのがいちばんわかりやすいように思いますが、
特に沸騰直後の、温度が高いお湯で抽出したコーヒーは、抽出直後は
口の中をやけどするほど温度が高いです。

昔ながらのハンドドリップの喫茶店等は、サーブしたら飲み頃の温度に
なっているように、抽出時の湯温を低めに設定していることもあると思います。
個人的にはそういうコーヒーは余り好きではなく、できれば高い温度で、
コーヒーの持っているフレーバーを出来るだけ抽出して欲しいと思っています。

実際のところ、熱いコーヒーを熱いまま飲んでも、熱いばかりであまり美味しくはありません(笑)。
だから、冷めるのを待ちながらゆっくり飲んで欲しい、それがコーヒーによる
“30 Minute Pleasure Trip”の意味の1つだと考えています。

そして、コーヒーは温度帯によって味の感じ方が変わってきます。
個人的な経験からは、少し冷めてきた頃からコーヒーの味がわかりはじめ、
人肌になったころがいちばん色々な味を感じやすいように感じています。
カッピングの時は、熱い時にしかないものもあるのでやけどに注意して
味をみるようにはしていますが、本番は少し温度が下がってくる10分からの時間、
人肌くらいになる20分くらいからの時間です。

特に素晴らしいコーヒーになると、それくらいの温度帯で、同じコーヒーとは
思えないほど様々なフレーバーがあらわれてきたりします。
コーヒーを抽出してからの30分で、様々なフレーバーがあらわれては消え、
そのコーヒーを育んだテロワールを感じることができる、
まるでコーヒーの産地を旅しているような気分になれる、それがコーヒーによる
“30 Minute Pleasure Trip€”の、もう1つの意味だと思います。

 

“30 Minute Pleasure Trip”を体験できるコーヒー

どんなコーヒーでも、“30 Minute Pleasure Trip”を体験できるかというと、
実はそうもいかないのが難しいところです。ざっと考えると、3つくらいのポイントが
あると考えています。

1.生豆が高品質なこと
完熟したチェリーだけを集めて、選別を重ねた欠点のないコーヒー生豆は、
おいしいコーヒーであるための前提条件です。

2.焙煎が高品質なこと
高品質な生豆を、コーヒーのフレーバーがもっとも生き生きと
伝わるロースティングポイントであることは、とても大切なことです。
必然的に、比較的浅め~中煎りの焙煎のコーヒーであれば、
様々な複雑なフレーバーを表現することができると感じています。

3.高温のお湯で抽出すること
ある程度の高温でなければ、コーヒーのフレーバーは十分に抽出されません。
個人的にはコーヒーの品質が高ければ高いほど、沸騰直後の高温なお湯で
抽出したほうが、そのポテンシャルを活かしやすいと考えています。

コーヒーの楽しみ方はもちろん個人の好みの範疇なのですが、
たまにはゆっくりとした時間の流れの中で、コーヒーの生まれ育った
土地に思いを馳せて、コーヒーを楽しめたらな、と思います。

 

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