スペシャルティコーヒー、好みの変遷

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スペシャルティコーヒー、好みの変遷琥珀色のウタカタ2007年に初めてスペシャルティコーヒーの良さを感じてカッピングの勉強を始めました。
それから時は流れてはや5年、自分の好みも色々変わってきたのでちょっとまとめてみようと思います。


1. 2007~2009年 “クリーンカップ”“フレーバー”“アシディティ”のあるコーヒー
スペシャルティコーヒーの特徴ともいえる部分、そして比較的わかりやすい部分でもあるフレーバー、アシディティに優れたコーヒーが好きでした。もちろんクリーンカップでなければなりません。
アシディティはクオリティ重視のつもりだったのですが、当時はやや量にも引っ張られていたような記憶が、今から思うと、あったような気もします。今ではどちらかというとアシディティの量を捉えるのは若干苦手です。

2. 2010年  “スイートネス”のあるコーヒー
スペシャルティコーヒーが広まっていくにつれて徐々に品質も上がっていき、コーヒーの持つスイートネスに注目するようになりました。コーヒーのスイートネスは、コーヒー生豆の品質ももちろん、焙煎によっても左右されるのですが、この頃は中煎りのコーヒーばかり飲んでいましたね、そういえば…

3. 2011年~現在 “マウスフィール”のあるコーヒー
コーヒーを口に含んだ時の質感をマウスフィールと呼びます。
ここ最近は品種によってもマウスフィールに差があると感じるようになりました。ブルボン種はシルキー、マラゴジッペは固体感のある感じやクリーミーな感じを感じやすいです。全てがそうであるわけではないのですが。
そしてスイートネス以上に焙煎が大きく関わっていると感じています。マウスフィールを感じられるコーヒーは、総じていいコーヒーを扱っていることはもちろん、焙煎技術に定評のあるお店であることが多いように思われます。
マウスフィールのいいコーヒーは飲んでいて気持ちがいいです。

もちろんその好みの項目だけではなくて、他のクリーンカップ/アシディティ/フレーバー等がきちんとある、ということが前提なのですが、概ねこのような感じで私が注目する項目は移り変わってきました。
単純に、カッピングをし続けた事でわかるようになってきた、という側面もあるかもしれません。

■スペシャルティコーヒーがスペシャルティコーヒーであるために
私のように、コーヒーを飲む時カッピングに準拠した項目でコーヒーのテイストを考える、というようなことをする人はごく少数だと思いますが、こうやって自分の好みの変遷を眺めてみると、飲み続けていくことで徐々にいろんな事に気づいていくことができるんだなぁ、と思います。
だからこそスペシャルティコーヒーが持っている風味をいかに魅力的なものとしてカップの液体に表現していくか、ということが大事なのだなぁと思います。そのためには生豆はもちろん焙煎・抽出と、全てにおいて気を抜く事はできません。

どんなものが、どんなふうにすれば「美味しい」と感じてもらえるのか。
正解はないかもしれませんが、日々トライ&エラーなのでしょうね。

多様なコーヒーの世界、いまだ全く飽きる事はありません(笑)。

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