魔法の数字『60g/L』

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魔法の数字『60g/L』琥珀色のウタカタフレンチプレスでコーヒーを淹れる時、エアロプレスでコーヒーを淹れる時、
ハンドドリップでコーヒーを淹れる時、ぜひ気にして欲しいキーワードがあります。

このブログを読んでくださっている皆さんは、私がずっと言い続けている
「計量」の重要性を、ご理解いただいていることと思います。
抽出されるコーヒーの味を決定するのは、まずなんといっても焙煎コーヒー豆の品質ですが、
その素晴らしさを 抽出のミスで損なってしまうのは、とてもとても、もったいないことです。

という訳で今回は、コーヒーを美味しく抽出するための“魔法の数字”についてお話しようと思います。

■コーヒー抽出で大事な数字
コーヒーを抽出するとき、その味に大きく影響するのはなんといっても焙煎コーヒー豆。
ついで、コーヒーのメッシュ(挽目)、抽出時間、 そしてコーヒーとお湯の量の比率です。
このうち、メッシュと抽出時間は相対的で、基本的には細かくすればするほど抽出時間は短く、
荒くすればするほど抽出時間を長くする、という関係にあります。

今回触れたいのは、コーヒーとお湯の量の関係です。

■魔法の数字「60g/L」
私がフレンチプレスでコーヒーを抽出するときの割合は、コーヒー18gに対してお湯300gです。
500mlのフレンチプレスを使うときは、コーヒー30g に対してお湯を500g使います。
水は本当は温度によって密度が異なるのですが、そこまで大きい誤差はでないので、
1ml=1g換算で、今のところは計量することにしています。

この数字、どこからきているかというと、コーヒー60gに対してお湯1L、という割合に基づいています。
これは実によくできていて、沸騰直後のお湯を用いる抽出においては、抽出時間に合わせたメッシュに
合わせてこの割合で抽出すると、ほぼ適切な濃度でコーヒーを抽出することができるようになっています。

■まぁでも、結局は好みの問題なんで
私は今のところ、この数字をそのまま適用することで、コーヒーを楽しむことができていますが、
もちろん好みに応じて、また抽出に応じて、その割合を変動させて好みに近づけていくこともできます。

つまり、60g/Lの割合で少し薄いな、と感じる場合は、65g/Lの割合にしてみたり、
少し濃いな、と感じる場合は55g/Lの割合にしてみたりすると良いでしょう。
私がエアロプレスの時に用いている割合は、65g/Lの割合です。

■計算がめんどくさい、という方へ
とはいっても数字を暗記してしまっている人はそれでいいのですが、
コーヒーにそんなに頭使いたくない、という方も多いはず。そんな方には
iPhoneアプリ「HasBean」をオススメします。無料です。以下はAppStoreへのリンク。
HasBean - Nigel Harrison

以下、簡単に使い方を解説。

1.アプリを起動

2.左下の“Coffee Tools”をタップ

3.真ん中の“Brew Calc”をタップ

4.“Ratio”をタップしてコーヒーとお湯の割合をセット

5.“Coffee”をタップしてコーヒーのg数を入力

もちろん“Water”をタップして、お湯の量からコーヒーの量を決定することもできます。

■私が使っている割合
以下は、私が日常で使う頻度の高い割合です。
・60g/L for French Press
18g/300ml、30g/500ml

・65g/L for Aeropress
14g/215ml

コーヒーを楽しむのに、そんなに難しいことを考えたくない、ということもあるかもしれません。
しかし抽出したコーヒーが美味しくない、または毎回仕上がりにムラがあることのほうが私にとって
ストレスなので、結局毎回計測しないと気持ち悪い感じになってしまっています(笑)。

秤はほんとに、高価なものでなくてもかまいませんし、1g単位で測れれば十分だと思います。
ちょっとした投資で、毎日のコーヒーが素敵なものになりますように。

Enjoy your Coffee Life with a magic word:60g/L!

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