生産者とロースターのあるべき形

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生産者とロースターのあるべき形琥珀色のウタカタSTCR
Stumptown Coffee Roasters
前回の更新で、かなりスタンプタウンのバイヤーがグアテマラ、ウェウェテナンゴにある
エル・インヘルト農園を訪れた際の写真を多用しましたが、
こうした取り組みはスタンプタウンだけが行っているものではありません。
もちろん日本からも、ヨーロッパからも素晴らしいロースターのバイヤー達が
生産処理真っ最中の農園を訪れ、品質に関する議論を交わしています。
最近更新のあったブログでは北欧ノルウェーのティム=ウェンデルボウがホンジュラスを訪れており、ブログでこう綴っています。
ADITLOJ
> A day in the life of Jobneel” href=”http://timwendelboe.no/2011/02/a-day-in-the-life-of-jobneel/” target=”_blank”>Tim Wendelboe >> A day in the life of Jobneel
“After a long day with many discussions, we concluded that Jobneel is going to do the following this harvest:
・Separating all varietals in to separate lots so we can taste the difference and choose the best ones and pay according to quality.
・Remove all unripe, black and bursted coffee cherries from the ripe ones before processing.
・Pay the pickers a premium for being more selective and thourough during picking.
・Test the Kenyan washing technique to remove floaters and pulp from the parchment.
・Plan to build a solar dryer for the wet parchment coffee for next years harvest.”

<抄訳>
長い話し合いの末、今回の収穫において、
私たちは以下のことをJobneel(農園主の名前)と約束しました。
・私たちが違いを確認して選べるように、すべての品種を分けて処理する。
それぞれに、品質に応じた金額を支払う。
・未熟なチェリー、過度に熟したチェリーは生産処理前に全て取り除く。
・ピッカー(収穫労働者)に対して、より選別して収穫してきた者にはプレミアムを支払う。
・浮いたパーチメントを取り除く、ケニアで行っている選別方式を採用する。
・来年の収穫に向けて、天日乾燥場を建設する。
こういった姿勢を見るたび、頭が下がる思いがします。

そしてコーヒーの品質にかかわる会話でベースになるのがカッピング。
■琥珀色のウタカタ:SCAJ実践カッピングセミナーに参加してきました
こういった私のコーヒーに関する知識や技術は全て、SCAJ、日本スペシャルティコーヒー協会の主催するセミナーに出席して得たものです。
ご興味のある方はぜひ参加されてみることをオススメいたします。

そうすると私のように「真っ赤なチェリー!!!」なんてつぶやいてひとり画面を見つめてニヤニヤすることができます、
というのは冗談ですが、そうやってある程度正しい知識を得て、コーヒーの品質や生産者に対して真摯な取り組みをしているロースター、そしてバリスタがもっともっと支持されること、そして高品質なコーヒーについて生産者がポジティブにコーヒー生産に従事できること、それが私の希望であり、理想とするスペシャルティコーヒーの未来です。

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