4月25日、以前紹介したミエリッヒオークションが開催されました。
■ニカラグアでもプライベートコーヒーオークション開催! | 琥珀色のウタカタ
まだスペシャルティコーヒーの中でもややマイナーなコーヒー生産国、ニカラグア、
そしてホンジュラス。しかしここ数年、間違いなく高品質なコーヒーを生産するポテンシャルが
あることを知られ始めている国でもあります。ニカラグアのスペシャルティコーヒーを牽引している
エルウィン氏のミエリッヒ一家のオークションだけあって、個人的にもドキドキしながら結果を
見守っていました。
オークション結果
落札価格が一番高かったのはフィンカ・エスコンディダの“Natural Dicaf”のロット。
なんと、ポンド当たり$100以上の価格がついています!
Dicaf:デカフェ、というのはカフェインレスコーヒーのことですが、このコーヒーは
“ローリナ”という、レユニオン島でかつて栽培されていたブルボン変異種で、
UCCが“ブルボン・ポワントゥ”と言っている品種です。
この品種は、ブラジルでもわずかに栽培されていて、カフェイン含有量が他の品種の
半分ほどになるので、“Natural Dicaf”と呼ばれている、とのこと。
【参考】
■コーヒーノキ – Wikipedia
■デカフェ – Wikipedia
日本のコーヒー商社・スペシャルティコーヒーロースターも落札しており、
いくつかのロットは日本にも入ってくるようなので、楽しみですね!