コーヒーを1ポンドあたりいくらで買い付けているのか、ということは、カップ・オブ・エクセレンス等のオークションを除けば、ほとんど表沙汰になることはありません。コモディティコーヒーであれば、取引市場を見てみれば今日はポンドあたりいくら、ということは分かりますが、ことスペシャルティコーヒーに関しては相場が存在しないかのように、傍から見ていると感じることもあります。
ノルウェーのティム・ウェンデルボウは、同名のスペシャルティコーヒーロースターの経営者でバイヤーですが、今年6月に買い付けたコロンビアのフィンカ・タマナでの買い付け価格を公開しているので一例として皆さんにも紹介したいと思います。