スペシャルティコーヒーの賞味期限 1/2

昨年末から頭の片隅でずっと考えていたことを記事にします。
少し長くなりそうなので、前後半で2回に分けて公開したいと思います。
2010年末、某コーヒーロスターからコーヒーを通信販売で購入しました。
豆を買うに至った経緯を順を追って説明します。
1.そのロースターは当初、海外で焙煎したものを輸入・販売していた
2.国内に焙煎工場を建設し、コーヒー焙煎拠点を作った
3.そして、国内で焙煎したコーヒーの販売を始めた

このコーヒーロースターは生豆の仕入元がもともとの海外の会社と同じなので、
日本に数あるスペシャルティコーヒーロースターでは手に入ることの少ない、
一風変わったコーヒー、傾向の違うコーヒーが楽しめるので、
私はこの知らせを好意的に受け取っていました。

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珈琲狂とEvernoteの美味しい関係

Evernote
Evernoteというサービスをご存知でしょうか。
テキストや画像、ウェブページのクリッピングやPDF等、様々なデータを、オンライン上に保存し、種々のデバイスからいつでも閲覧、編集、検索が可能なサービスです。
私はこのサービスの利用方法の一つとして、「飲んだコーヒーの記録」をつけるようにしています。プレスコーヒーの抽出で、基本的に一つのコーヒーにつき一回ですが、特筆する変化があった場合、書き足すこともあります。
カッピングをする場合、手元には通常カッピングシートがあり、そのシートに点数その他コーヒーに感じた印象を書きとめていると思います。私もカッピングした後のシートはほぼ永久保存状態でファイリングし、いつでも閲覧可能な状態にしています。またセミナーに参加した場合は、そのときのノートを一緒に見返せば、より鮮明にそのときの記憶を呼び起こすことが出来ます。
しかし、手元にカッピングシートがない、でもこのコーヒーは記憶を残しておきたい、そんな時にEvernoteは心強い味方です。手帳などに記すのももちろん、アリだと思います。ですがEvernoteには「検索」という最強の、Webだからこその強みがあります。
そうやってためていった情報は、すぐに役に立つ、というものではありませんが、しかしいつの日か、その情報が役に立ったり、自己を見つめなおすきっかけになったりするでしょう。
以下は、利用方法の紹介です。
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2011年明けまして、2010年、最も読まれた記事

2011年、明けましておめでとうございます。
昨年はTwitter内外で、ものすごくたくさんの出会いのあった一年でした。
今年もそのつながりを絶やすことなく、飛躍の一年にしたいと思います。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
さて、一年の計は元旦にあり、とは申しますが、昨年のまとめをこの場を借りて。
昨年最もアクセス数のあった記事7個!をご紹介します。
情報はGoogle Analyticsをもとにしています。
toppage
一番アクセスがあったのは…トップページでした!
という冗談はさておいて、しかしこれはありがたい話ですね。ブックマークから来てくださる方が多い、ということですから。
それでは7位から紹介していきます。

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Mカーブタンパー by丸山珈琲

丸山珈琲さんの話題が続きます。
ついに、『M-カーブタンパー』の一般発売が開始されました!
本当に優れもののタンパーです。
MyMcurve
本日発売! Caf醇P&Restaurant 2011年 1号
- 丸山珈琲のコーヒー&セミナー情報 Blog
M カーブタンパー 高ポリ 丸型 58.0
- 丸山珈琲 Webショップ
すでに上記リンクでその特徴、魅力はほぼ語られてしまっているのですが、ここでは私の言葉で語ってみたいと思います。
いままで、コーヒーをドーシングし、タンピングで押し固めるのに、細かい技術的なことがあまり語られることはありませんでした。もちろん競技会やバリスタ同士の交流の中で、その秘密が語られることはあったかもしれません。このタンパーの登場は、そこで語られていたことを明らかにするとともに、これからのエスプレッソ抽出に、革命をもたらすことになる、と期待しています。
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11月のコーヒー

今月は丸山珈琲さん、横井珈琲さんからコーヒーを購入しました。

丸山珈琲
■グラン・クリュ
コスタリクリュカ・エルサル・デ・サルセロ
2010ニカラグアCOE#1 エル・エスフエルソ

横井珈琲
■ファータイル
2009ボリビアCOE#1・アグロ・タケシ■ストレート
ケニア・ティム
コスタリカ・ブルマス

■ブレンド
クリスマスブレンド

■ストレート
ケニア・テグ
コスタリカ・エル・ドラゴン

■ブレンド
ありがとう! the 14th anniversary
Tegu

コスタリカ・エルサル・デ・サルセロ、ケニア・ティムのインプレッションは先月ブログで記事にしたのですが、今月もリピートしました。
最後まで飽きずに楽しむことが出来ました、本当に素晴らしいコーヒーです。

<参考リンク>
9月、10月のコーヒー -琥珀色のウタカタ
今月取り上げたいのはやはり、ニカラグアCOEエル・エスフエルソ!

Cup of Excellence Nicaragua 2010 Winning Farms
国際審査員平均94.14点を獲得した素晴らしいコーヒーでしたが、実際に飲んでみてもその素晴らしさを感じることが出来ました。
熱い時から冷める時まで、いつまでも甘く、花の香り、ラズベリーやオレンジ、ミルクチョコレート、赤ワイン、重厚感のあるボディ、間違いなく最高峰のコーヒーです。
品種はマラゴジッペ、豆粒の大きいのが特徴の豆で、マウスフィール、質感に特徴が出やすいのですが、その重厚で粘性のあるマウスフィールもしっかり出ていました。
そして横井珈琲さんから購入したボリビアCOE・アグロ・タケシ!

Cup of Excellence Bolivia 2009 Winning Farms
こちらは昨年のCOEで93.36点を獲得し、一位に輝いた素晴らしい農園のコーヒーです。
横井さん曰く、固くて焙煎にものすごく神経を使う豆らしいのですが、それもそのはず、標高が2000mを超える高地産の豆です。
標高と酸味に関しては、どうやら高地になればなるほど洗練された多様な酸味が出てくる、といわれるようですが、このコーヒーも素晴らしい酸味の特性で楽しませてくれます。

花やスパイスの香り、スイートチョコ、オレンジ、ピーチ、パイナップルのような、熟した甘いフルーツの酸味、甘味が持続し、滑らかなクリームのような舌触りです。そしてとってもクリーンカップ。コーヒーとしては規格外に美味しいレベルで、本当に素晴らしいコーヒーです。
今月は2種類のCOEを購入し、少し贅沢な気分なのですが、COEの行なわれない国でも、もちろん素晴らしいコーヒーはあります。その一つがケニアで、今回横井珈琲さんから購入したケニア・テグは、丸山珈琲さんでも販売されており、ケニア・ニエリ地区で取れるコーヒーの中でも、トップロットと言えるほどのコーヒーです。

花のような香り、グレープフルーツやトロピカルフルーツを思わせる華やかな酸味、赤ワインのような、とても熟したチェリーだけに現れる素晴らしいフレーバー、粘性を感じる舌触り、感動的なコーヒーです。個人的にアフリカ、ケニアのコーヒーは大好きなので、このコーヒーはとても好みなコーヒーです。横井珈琲さんでは先日売り切れてしまったそうなので、他のお店で探すしかないのが少し残念ですが、飲む価値がある素晴らしいコーヒーです。

ここに挙げているコーヒーはどれもこれもオススメです。ご興味が湧いた方はお早めに購入されることをオススメします!

フレンチプレスの抽出法

フレンチプレスは、簡単・手軽にスペシャルティコーヒーの風味特性を味わう手法として定着してきた感がありますが、ここにきてプレスの抽出方法に少し変化が現れてきたように感じます。

Twitterログまとめ、Toggetterにも、フレンチプレスにまつわるつぶやきまとめが存在します。
Togetter – 「プレスの淹れ方とその周辺」
Togetter – 「フレンチプレスでのコーヒーの抽出方法」

Brew Methodsという海外のサイトにも、色々なコーヒーロースターが提唱するフレンチプレスの抽出方法がまとめられています。
Brew Methods

では一般的なフレンチプレスの淹れ方をまずはご紹介。

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