Category Archives: 世界の潮流

抽出方法なんて大したことじゃないんだよ、という考え方

brewing caffiene
brewing caffiene / khrawlings

カップに注がれたコーヒーの美味しさを決定づけるものは一体何でしょう?

スペシャルティコーヒーが広まっていくにつれて、この問いに対して「生豆(なままめ)!」
と、業界内外含めて即答する方も増えてきているのかな、という印象があります。
スペシャルティコーヒー登場以前のコーヒーのトレンドはコーヒー生豆の品質そのものへの
こだわりというよりは、比較的抽出方法へのこだわり、そして焙煎方法へのこだわりを
中心に、コーヒーが語られてきたように感じています。

そしてスペシャルティコーヒーの登場とともに生豆の品質へのフォーカスが進み、
「そのコーヒーがどんなコーヒーなのか」ということを中心に語られるように
なり、今では私の触れるコーヒーの9割は、そういった生豆の来歴がはっきり
しているものにシフトしています。

ただ個人的にはどちらの考え方も、偏りすぎてしまってはカップのコーヒーの
クオリティを置き去りにし、ほんとうに美味しいコーヒーからは遠ざかってしまうように思います。

では、美味しいコーヒーはどうやって「美味しいコーヒー」たりえるのでしょうか?

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THE COFFEESHOPのコーヒー定期便“BEANS DELIVERY SERVICE”

私はプライベートで昨年~今年にかけてイギリス・ロンドンにあるスクエアマイル・コーヒーロースターのコーヒー定期便サービスを使ったことがあって、かなり楽しい体験をしました。

素晴らしいクオリティの、ちょっと特別なコーヒーが毎月必ず届くワクワク感は、コーヒー好きにはたまらないものがあります。
Square Mile Coffee Roasterのコーヒーを定期購入することにした、という話 | 琥珀色のウタカタ

ただどうしても従来の定期購入サービスにありがちでハードルを高く感じさせるのは、月々の決済ではなく半年分や1年分を最初にまとめて払わないといけない、というところ。そしてコーヒーのクオリティがどれほどのものかわかりにくくて、「結局どこの何が美味しいの?」というところ。そんな今までの定期購入サービスの使いにくさを解消できないかなぁ、というアイデアを実現したのがTHE COFFEESHOPのBEANS DELIVERY SERVICE(ビーンズデリバリーサービス:以下B.D.S.)です。手前味噌ですが、紹介させて下さい。

BEANS DELIVERY SERVICE by THE COFFEESHOP
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BRUTUS 11/1号「美味しいコーヒーの進化論」

BRUTUSのコーヒー特集号にTHE COFFEESHOP並びにわたくし村澤が掲載されました!
発売は10/15なので、もうお手に取られた方もいらっしゃるかもしれませんね。

5年前の2007年BRUTUSコーヒー特集「美味しいコーヒーの教科書」は私も購入し、まだ手元にある大事な一冊です。
その時に最前線にいらっしゃった方々の中にはふたたび今回の特集に出ている方もいらっしゃって、そんな方と同じ雑誌に載せてもらっている、という事実に、実感が湧いているんだかいないんだか、ちょっといまだに妙な気分でいます(笑)。

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WetMillのトピック“コーヒー生豆は冷凍すべきか?”

Wet Mill
WetMillで最近話題のトピックを紹介します。

このブログを昔から読んでいただいている方はご存知かと思いますが、
コーヒー生豆を冷凍して鮮度を保つ、という考え方を大きく打ち出した最初の人は、
テロワールコーヒーのジョージ・ハウエル氏ではないでしょうか。

Terroir Select Coffees – Freshly Roasted does not necessarily mean Fresh Coffee

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RSSリーダーに今すぐ登録するべきTumblr“Wet Mill”

スペシャルティコーヒーに関わる人達が自由に自分の意見を表明する場があったら
きっとおもしろいだろうなぁ、と思っていたのですが、“Wet Mill”という名前で登場しました。

スペシャルティコーヒーが好きで、英語が読める人はRSSに登録すべきです。マストです。

Wet Mill
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東アフリカコーヒーの“ポテト”問題

コーヒーには多種多様で魅力的なフレーバーがありますが、

中には人にとって好ましくないフレーバーがコーヒーから出ることもあります。


(via from A Coffee Sleuth Delves into the Mystery of “Potato Taste”)

基本的にそういったフレーバーがあるコーヒーは買い付けの対象にならないことがほとんどです。なので自分が信頼しているロースターのものであればあまり顧客の立場からは気にする必要はないのですが、中には買い付け時にはわからないものがあります。それが、“ポテト”といわれるフレーバーです。

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なぜそのコーヒーを選びましたか?

英語ですが、とても興味深いエントリを発見したのでご紹介。

cleanhotdry ≫ Coffee Brands€

For the coffee boys @ home 2/2
For the coffee boys @ home 2/2 / wadem

「どんなコーヒーを扱っているか」という原料のことよりも、「自分の好みにあったローストをしているか」ということのほうが、顧客に訴えているのではないか、という話で、個人的にはとても興味深く読みました。

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“コモディティコーヒー”と“スペシャルティコーヒー”

このあたりでちゃんとしておかなければな、と思ったので、ちょっと固いかもしれないですが、「スペシャルティコーヒー」と「コモディティコーヒー」の話をしたいと思います。

下の画像は、よくフェアトレード関係の話題で使われている図。この図が示しているのは、コーヒー一杯の価格に占める、コーヒー生豆価格の割合です。コーヒー農家の収入になるのはわずか3円~9円とされており、これは安すぎる!等々言われるわけですが個人的にはそれくらいが妥当なところだとも思います。このあたりはカフェや喫茶店の諸経費を考えれば致し方のないことで、かつ本エントリーの主旨ではないので触れません。

今回お話するのは、この価格の決め方が、スペシャルティコーヒーとコモディティコーヒーでは違う、ということです。

※コモディティコーヒーは、「コマーシャルコーヒー」とも呼ばれることがあります。この呼称について個人的にはまったく謎なのですが、とりあえず本エントリーでは「コモディティ」の記述で統一したいと思います。

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たったひとつのマインドセットで、コーヒーを飲むのはもっと楽しくなる

カッピングを知っている人には、今回のエントリーは不要かもしれませんが、
まだスペシャルティコーヒーを知ったばかりの方には役立つかも、と思って書いてみようと思います。

まずは以下の動画をチェック!

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