BRUTUS 11/1号「美味しいコーヒーの進化論」

投稿者: | 2012/10/16
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BRUTUSのコーヒー特集号にTHE COFFEESHOP並びにわたくし村澤が掲載されました!
発売は10/15なので、もうお手に取られた方もいらっしゃるかもしれませんね。

5年前の2007年BRUTUSコーヒー特集「美味しいコーヒーの教科書」は私も購入し、まだ手元にある大事な一冊です。
その時に最前線にいらっしゃった方々の中にはふたたび今回の特集に出ている方もいらっしゃって、そんな方と同じ雑誌に載せてもらっている、という事実に、実感が湧いているんだかいないんだか、ちょっといまだに妙な気分でいます(笑)。

2012年のスペシャルティコーヒー

5年前はまだ少し特別なもの、という感のあった“スペシャルティコーヒー”という言葉も随分浸透し、東京でもスペシャルティコーヒーを使うことを、すでに前提条件として設定してオープンしているカフェもどんどん増えてきました。

2012年、スペシャルティコーヒーはもはや“スペシャル”ではありません。

この言葉通りに、日本は「どこでも美味しいコーヒーが飲める国」になりつつあります。
コーヒーのクオリティそれ自体も、大きく引き上がってきているのも実感します。

ある種原点回帰的な現象も起こしながら、結局は世界中でそれぞれの「美味しいコーヒー」を探しているんだなぁ、と今回のコーヒー特集を読んで思いました。 コーヒーが好きな人の数だけ、美味しいコーヒーは存在するのではないでしょうか。

 

謝辞

取材にあたり自分のコーヒーのルーツといいますか原点といいますか、そういう初期衝動的なものを思い出して非常に懐かしい気持ちになりました。それにしても、沢山の方が自分の前を走っていてくださるのを必死に追いかけているような、そんな今の私がこんな風にして雑誌に載ることになるなんて、5年前は想像だにしていませんでした。

もともと「自分が知りたいことがあんまりネットに書いてないからそれなら自分で書いちまえ」的に始めたこのブログ、その時その時考えていることを書き続けてきた、自分の分身みたいなこのブログがいつの間にかページビューを集めて、多くの人の目にとまるようになったことを単純に嬉しく思います。そしてこれからも、自分の興味の赴くままに書き続けていこうと思います。

私のコーヒー人生はまだまだ始まったばかりです。やりたいこと、まだまだあります。できないこと知らないこと、まだまだあります。コーヒーを介して知り合った多くの方にこの場を借りてお礼申し上げます。いつもいつも、ほんとうにありがとうございます。

自分がコーヒーの世界に貢献できることは多くないですが、少しずつ積み重ねていきたいと思っています。
どうぞこれからもこのブログと私自身をよろしくお願い致します。

 

BRUTUS 11/1号「美味しいコーヒーの進化論」」への7件のフィードバック

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